息子(6月生まれ)の誕生日プレゼントにおじいちゃんから自転車を頂きました。
7月6日に補助輪付きで届き、約1ヶ月で補助輪なしで乗れるようになったのですが、
子供のがんばりだけでなく、親のサポートもかなり重要だなと感じたので、
やって良かったこと、しんどいけど踏ん張りどころだった点を振り返りながらまとめておきます。
【6月27日(日)】自転車を購入。
トイザラスで選んだものなのですが、キャラクターものに行きそうなところを
『大人と同じでカッコいいよ!』
という声かけ(誘導?!)でこちらの自転車に決めました!
今思うとこれが結構良くて、街で大人用のHUMMER自転車を見かけるたびに、
『あ!おんなじだね!ゆうも乗れたらカッコいいね!』
と、声かけができるので、息子の練習するモチベーションを高めることができました。
身長105センチなので、16インチを購入しました。
【7月6日(火)】自転車が届く。
大型荷物なので、在宅勤務の日に受け取り指定。
この日の保育園のお迎えに持っていき、早速補助輪あり自転車の練習スタート!
三輪車に乗ったことがなかったので、ペダルに足を乗せるところから手こずっていました。
また、16インチの自転車はなかなか重く、ペダルを漕ぐにもかなり力を入れないとこげませんでした。
だからずっと下向きで前を見ずに漕いでしまう。。
そして、少しの勾配でもう進めなくなり止まってしまいます。
手元のブレーキを絶妙なタイミングで使い、ペダルの位置をいい感じに回して、そこから踏み込みながら踏ん張ることがわかるまで大変そうでした。
この日から、私が在宅勤務の日は必ずお迎え時に自転車を持っていき帰り道で練習することに。
※親の踏ん張りポイントその①
補助輪自転車毎回持って行くの大変。(笑)
中腰でもなく、腰を横に折り曲げ『く』の字になりながら歩くのが地味に辛い。
【7月10日(土)】集中練習!
めちゃくちゃ暑い日だったのですが、自宅から保育園までの慣れたコースを往復練習。
下向きでペダルを見てしまう時間が少なくなり、ぐんぐん漕いで進めるようになりました。
でも暑くてヘルメットの中は汗びっしょり!!
普段休日には全くお昼寝しない息子が
『シャワー浴びてアイス食べてお昼寝したいなぁー!』
というので、2時間ほどで終了。
たしかに私もシャワー浴びてクーラー効いた部屋でアイス食べてゴロゴロしたくなりました。(笑)
※親の踏ん張りポイントその②
夏でとにかく暑いので、練習行くのやめそうになる。(笑)
【7月24日(土)】補助輪を外す。
この帰り道から補助輪なし自転車の練習を開始しました。
息子が自転車に乗った状態で、私がサイドから片方のハンドル、サドルの後ろを持ってサポート。
ぐらぐらバランスの取れない息子と、自転車の重みを一緒に支えないといけないので大変!
でも5〜6歳になって練習させてたら、もっと重かったってことか。早く始めてよかった。
それにしても中腰キツい!!
気温も暑くて汗だく!心折れそう(私が)
※親の踏ん張りポイントその③
自転車だけでなく、重心の定まらない4歳児の体重を合わせた重みを支えるパワーが必要。
この日は3時間程、何度も何度も短距離を練習しました。
終わる頃に感じた息子の変化は
・ハンドルの操作ができるようになった
・バランスが取れるようになってきた
・自転車自体の重さに慣れてきた
ということ!
最終的には私がサドルの後ろを軽く支える程度で良くなりました。
また、倒れても自分で持ち上げて戻せるようになり、帰りは自分で自転車を押しながら歩いて帰ってくれました。
※親の踏ん張りポイントその④
中腰サポートがとにかくキツい。けど堪えた!(笑)
息子がこけて練習自体が嫌にならないように、絶対倒さないための踏ん張りと、
『ゆうはママが守るから転ばないよ』
『こけないからとにかく前見て漕ぐことに集中しよう!』
というメンタル面のサポートもかなり重要と気付く。
【8月7日(土)】猛特訓!!
気温が上がる前の午前中に2時間練習。
変わらず毎日の保育園帰りでの練習は続けていたので少しずつ上達していたのですが、まだ一人では乗れていません。
一日集中して練習し、この日にマスターさせようと決めました。
この頃の息子は、
・サドル後ろを指先で軽く持ってあげるサポートのみで走れる
・数秒なら私が手を離しても一人で走れる
という状態でしたが、
走っている最中に前方以外を見るとバランスを崩すという状態だったので、走るときに
『あそこの看板までまっすぐ行こう』
『木のこの辺りをみて走ろうね』
と目線の場所を決めながら、走る距離を伸ばしていきました。
だんだん安定して漕げるようになってきたので、サドルを支える手を徐々に離していきます。
最初の方は支えてもらっている安心感があるように、手の甲で腰を触ってあげていました。
だんだん安定してきたので、気づかれないようにそっと離して見守るように。
そしてここから初めての転倒を経験。
上の写真とは別の時に結構派手にこけて、仰向けに着地で肘も擦りむきました。泣いて怒ってる。。そりゃそうだよね。
でもこんな時のために、練習姿をiPhoneで撮影しておきました。
『ゆうが上手でびっくりしちゃった!』
『ママ追いつけなくて手が離れちゃってごめんね。』
『ビデオ撮ってるから見てみたいな。きっとすっごくかっこいいよ』
と言って座って膝の上に抱きながら一緒に見ると、泣いていた顔が真剣な眼差しに。
『こんなにたくさん一人で乗れてたんだね!』
『補助輪外したばっかりなのにママびっくりだよ』
『〇〇先生(好きな先生)も〇〇ちゃん(仲の良い女の子のお友達)も、きっとかっこいいって言うよ!』
と声をかけると『僕やるよ!』と言って練習再開しました。
他にも、こけてしまったあとに『できないできない(涙)』という時間があり練習中断していた時間があったのですが、
『ママは負けそうなとき、おまじないしてるんだ。どんなことだと思う?』とお話しました。
『【できない】っていって漕いでいたけど、【僕できる!】っていって漕いでみて。走りが変わるから、実験してみて。ママもいるから』
と声掛けしたところ、
ちょうどいい感じに走りが変わり、本人もびっくり!
しばらく漕ぎはじめに『僕できるー!!』と言うことを続けながら練習しました。
※親の踏ん張りポイントその⑤
子供のやる気をどんな言葉で引き出せるかたくさん考えた。
息子の場合、
①できなかったことができるようになったことの自覚
②女の子にかっこいいと言われている姿のイメージ(←単純だけどやっぱり男子!)
③自分のメンタルコントロールの習得
でやる気が出ました。
そのあとは一度お買い物をして休憩し、また午後の練習再開。
買い物から一度帰宅したとき、そのままシャワー浴びて家でゆっくり過ごそうと思いかけたのですが、
次集中して練習出来そうな休みが先なので、
今日ゆっくり過ごせるけど乗り方また少し忘れるのか、
今日あと少し擦りむいてマスターできるのか、
どちらが良いのだろうか考えて後者を選択しました。
今思うと、集中して練習して効果的だったと思います。
気分転換に、けんけんぱや、縄跳び、虫観察、シャボン玉もやりながら、後半はかなりいい感じに練習継続(^^)
結局午後はプラス2時間(計一日4時間!)練習したのでした!
この日は、こぎ出し時に支えるサポートが一瞬必要だけど、あとは長距離もスイスイ一人で乗れるようになり、帰り道はずっと一人でこぎ続けていました。
息子が頑張ったことですが、私もすごい達成感で、この日何度も何度も撮影したムービーを見ていました。
一緒に頑張って、成功体験を積ませてあげられたことが嬉しかったのです。
おじいちゃんおばあちゃんにも報告し、パパともムービーをみて、みんなからたくさん褒めてもらい、本人もとっても嬉しそう!
これからもいろんなことを経験していこうね。
いつも感動をありがとう。
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